病院紹介

院長挨拶

院長 榎野 新

呉市は瀬戸内海に面し、温暖で自然環境に恵まれたとても住みやすい都市です。もともと海軍の基地として発展した街でしたが、戦後は機械金属工業、製紙業等の臨海工業都市として変貌を遂げました。これらの事業所の労働災害に対応するため、昭和30年、労災医療の基幹病院として中国労災病院はオープンしました。
オープン当初は、病床50床、整形外科、外科、内科の3診療科、職員は、院長、副院長、整形外科部長、14名の看護師と職員でしたが、平成15年に全面改築、平成16年度に労働福祉事業団から独立行政法人労働者健康福祉機構、更に平成28年度労働者健康安全機構への移行を経て、現在、病床数410床、医師数100余名、総職員数700余名の総合的な病院となりました。

当院は「患者中心の良質な医療と地域医療への貢献」を理念として掲げています。
この中の『地域医療への貢献』においては、当院と地域の医療機関が協力して患者さん一生涯の健康管理をしていこうという「二人主治医制」を提唱しています。当院は主として地域の医療機関から紹介していただいた患者さんの診断・治療を行い、状態が安定すれば慢性期の治療とフォローアップを地域の先生にお願いします。定期的な検査が必要なときや病状が増悪したときには当院に紹介・受診していただき検査・急性期治療を行います。こうして当院と地域の医療機関との二人の主治医が連携しながら継続的に一人の患者さんをフォローしていきます。今ではこの考え方に地域の医療機関300余名の先生方が賛同、登録医として参加していただいています。

また当院は、「救急医療」、「高度専門的医療」、「周産期医療」を基本方針3本柱として位置づけています。

前述の二人主治医制においても、万一、フォロー中の患者さんが増悪・急変したときのセーフティネットとして「救急医療」は欠かせません。私たちは『救急は医療の原点』というキャッチフレーズの下に、特に救急搬送患者さんの受け入れに力を入れています。平成25年に始まった広島県ドクターヘリ事業においても、県下で有数のヘリ搬送患者受け入れ病院となっています。また、災害拠点病院として大規模災害に対する訓練も怠りなく行なっています。
「高度専門的医療」については、広島県がん診療連携拠点病院として認定されていますし、広島県保健医療計画に重点的に取り上げられている、がん、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、等についても高度で専門的な医療を提供しています。
「周産期医療」については、平成20年、産婦人科医不足のため呉二次医療圏の周産期医療が集約化されて当院の分娩件数が急増しましたが、地域の皆様方からのご要望にしっかりと応えてまいりました。

これからも私たちはこの基本方針のもと、地域の皆様方の健康を支えてまいります。引き続いてのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

平成29年4月
(独) 労働者健康安全機構 中国労災病院 院長 榎野 新

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