病院紹介

院長挨拶

院長 榎野 新

中国労災病院は、昭和30年に整形外科、外科、内科の3診療科、病床50床で診療を開始し、今年で60周年を迎えました。平成15年の全面改築、平成16年の労働福祉事業団から独立行政法人労働者健康福祉機構(現 健康安全機構)への移行を経て、現在、病床数410床、医師数100余名、総職員数700余名の総合的な病院となっています。
病院の理念「患者中心の良質な医療と地域医療への貢献」のもとに、救急医療、周産期医療、高度専門的医療を3本の重要な柱と位置づけ、医療機関・介護施設等と連携して地域医療に貢献すべく努力しています。
これら3本柱の背景と現状をご紹介致します。

1)救急医療

昭和42年に救急告知指定を受け、昭和61年4月救急棟を新設して三次救急医療にも対応し、現在に至っています。一方、小児科医師不足に対処するための小児救急輪番制、時間外選定療養費の導入、などの対応を行いながら勤務医の疲弊を防ぐように努めています。最近ではウオークインの患者は減少傾向となり救急搬送患者が増加しています。中でも平成25年5月に開始された広島県ドクターヘリ事業では、当院は県下でも有数のヘリ搬送患者の受入病院となっています。
今後も、呉医療圏内の地域医療機関、医師会、行政の方々とも協力しながら救急医療に貢献していきたいと考えています。

2)周産期医療

呉二次医療圏における周産期医療は、産婦人科医師の減少のため平成20年に呉医療センターと当院の2病院に集約化されました。平成19年以前には年間300件程度であった分娩件数は、集約化により2倍以上に増加しました。
集約化当初は助産師不足などの課題もありましたが、今まで里帰り分娩を含めて大過なく対応することができています。今後も、更に充実した周産期医療ができるよう努力してまいります。
今までご協力いただいた地域の皆さま方やご支援いただいた関係各位に改めて感謝申し上げます。

3)高度専門的医療

平成24年「広島県がん診療連携拠点病院」の指定を受け、がんオープンカンファレンスの開催、緩和ケアチーム再編・強化、緩和ケア研修会の開催、院内がん登録体制の整備、5大がんの地域連携パスの導入、等に取り組んできました。
また、広島県内における医療情報を共有化するインフラ整備事業「ひろしま医療情報ネットワーク(HMネット)」には、立ち上げ当初からパイロット病院として参加しています。今後、医師会や他の公的病院と協力しながら介護・在宅医療へHMネットの機能を拡大していきたいと考えています。
医療機関の先生方におかれましては、ぜひHMネットにご参加いただきますようご案内申し上げます。

当院は、引き続き地域の医療機関との連携を進めてまいります。皆さま方のご理解とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

平成27年4月  
(独) 労働者健康安全機構 中国労災病院 院長 榎野 新

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