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質疑応答
トップページ第1回講演会>質疑応答

(会場からの質問にお答えするコーナーです)

 日常生活をおくる中で、脳卒中にならないための「日ごろの用心」について教えて下さい。
山中 医師
 食事の面で言えば、いろんなものを何遍なく食べることが大切です。 「豆腐が体にいい」からといって、朝から晩まで豆腐尽くしではかえって体に良くありません。 要するに何事も偏ってしまうのは良くありません。
 それから水分。お寝しょが心配で水分を摂らずに寝ると、寝ているあいだにも水分は蒸発していますから、 それだけ血液はドロッと濃くなります。血圧は朝方になると下がりますので血液の流れが悪くなって詰まりやすい状態になります。 新陳代謝を促す意味でも水分を十分摂るようにいたしましょう。
(回答:山中千恵 医師)


 痛まない程度にリハビリしたのでは治らないと考えますが、どうなんでしょうか。
豊田 医師
 基本的には「その通り」です。もし、痛がるところでその先の訓練をやめてしまうと、 それ以上の機能回復は望めません。かといって度を過ぎて無理をすると、 患者さんが痛がるだけでなく、かえって体を壊してしまうでしょう。
 すぐに痛がるひと、我慢強いひと、痛がり方もひとによって随分違います。 ですから実際のリハビリの現場においては、患者さん一人ひとりを観ながら加減して行っています。 「あともう少し」の頑張りを続けることが大切だと思います。
(回答:豊田章宏 医師)


 普段から頭が痛むのですが、どういった症状のときに受診すればいいでしょうか
島 部長
 最近では、CTスキャンとか、MRといった検査が普及して、 簡単に診断ができるようになっていますので、頭痛で思い悩んでいらっしゃるなら 受診して頂いた方が良いでしょう。
(回答:島 健 部長)

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