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【あいさつ】
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島 健 島 健  脳卒中フォーラム代表

 フォーラムの世話人をさせていただいております、中国労災病院の島でございます。今日は本当にお忙しいところ、 多くの皆さまに集まって頂きまして、大変感謝申し上げます。

 本会も、あっという間に今回を持ちまして8回目となりました。昨年は日本脳卒中協会の『脳卒中市民シンポジウム』が広島国際会議場で開催され、 われわれが広島の代表として企画させていただきました。この会は毎年1回、朝日新聞社の後援も受けて全国持ち回りで開催されておりますが、 去年は是非広島で開催していただきたいとのことでお受けしました。といいますのも、本日のように脳卒中フォーラムを我々が熱心に取り組んでいるということも評価していただき、 指名して頂いた訳です。大変多くの方々に集まって頂き、朝日新聞にも大きく取り上げられましたので、皆様方にも読んでいただけたかと思います。
 その時の講演内容がまとめられたものが、本日お配りしましたこの赤い冊子でありまして、これは非常に現代の脳卒中の最先端のこと、 つまり予防からリハビリテーションまでが網羅され、さらに医療行政のトップでいらっしゃる県の福祉部長にも講演してもらっていますので、 時代の流れがどういったことになっているのかがお分かりいただけると思います。今日の講演の後にでもざっと目を通していただけましたら、 復習を兼ねて最先端のことがお分かりいただけると思います。
 さて、本日も非常に内容の濃い、最先端の脳卒中に関する講演をしていただく予定です。前半は日々進歩する脳卒中医療のことや薬に関する事、 後半は在宅医療に関することです。これらは非常に皆様方にとって重要なことでございますので、最後までごゆっくり聞いていただければ、 多少なりとも皆様方のお役に立てるかと思っております。
 最後になりますけれども、私自身も突然7月にダウンしまして、ちょっと入院生活を送りました。我々医者ですけれども、 医者の不養生ということがありまして… 。医者もダウンすれば患者さんと一緒です。実際に入院生活を送りまして、 細かい点、もっともっと患者さんの立場と言いますか、目線の低いところで、きめ細かいところが、元気な医者だったら気がつかないところも非常に勉強になりましたので、 より細かい点で今後皆さんと付き合っていけるのではないかと思っております。しかし、現在もまだ闘病中で、まだまだ現役復帰とは参りません。 今日は患者さんも何人かいらっしゃいます。私も同じ闘病精神で頑張っていこうと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
講演当時の役職です)

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