病院紹介

院長挨拶

院長 栗栖 薫

皆様、令和2(2020)年4月1日付けにて、中国労災病院長に就任しました栗栖 薫(くりす かおる)といいます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

当院は、病床数410床、医師数100余名、総職員数700余名の総合的な病院で、理念は「患者中心の良質な医療の提供と地域医療への貢献」です。

日本の医療は一時期「コンビニ医療」とやや揶揄された表現で呼ばれていました。しかし、コンビニは現在の日本の生活に欠かすことができないくらい全国に浸透して、まさに生活の一部になっています。身近で、アクセスが良くて、品ぞろいが良く、価格もほぼ一定で、決して高額ではない、また基本24時間(最近では見直しにより深夜営業の制限や、従業員がいなくても対応できるシステムの導入などありますが。)対応しています。まさに日本の医療そのものを表しています。大変すばらしいことです。WHOの評価する医療のランキングで日本が1位である所以です。

また、現在交通機関の発達により世界各地が航空機や客船で結ばれ、人の交流が世界的に行われています。中国武漢にて発症し、全世界に拡散したCOVID-19はその人の動きによって世界中に蔓延しました。
世界的な動きもそうですが、我々が生活の場としているこの地域においても交通網の発達により生活圏が大きく変化してきています。東広島市と呉市を結ぶ国道375号線が新しく開通後、東広島市と呉市東部は約20分で結ばれることとなり、当院への東広島地区からの患者さんの移動も生じています。

全国の自治体が2次医療圏での医療の完結あるいは均てん化を目指しています。生活圏と行政区が一致していれば、そのような対応で勿論いいと思いますが、交通網が発達した現在、もう少し大きな括りあるいは実際の人の動きを考慮した対応も必要ではないかと考えています。

広島県は、周産期死亡率が全国一低い時期がございました。それは、北部は東西に中国道、南部は東西に山陽道が走り、南北には浜田道、松江道が通っており、何とか高速道路に乗れば、20分で基幹病院に到着できることが幼い命を救っていたわけです。
医療の充実とその完成度を上げていくには、医療のみの課題としないでその環境や人の動きなども十分考慮にいれた対応が必要になってきます。その意味でさらに地方自治体との連携を密にしてよりダイナミックな対応が望まれると思っている昨今です。

榎野 新前院長から基本方針を受け継ぎ、地域の中核診療施設として地域の皆様方の健康を支えて参りますので、どうぞご支援ご協力をお願い申し上げます。

(独) 労働者健康安全機構 中国労災病院長 栗栖 薫

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