腎泌尿器外科
研修プログラム
本プログラムは、初期臨床研修修了者で泌尿器科の専門医をめざす医師を対象としたものです。
研修到達目標
一般目標 |
泌尿器科専門医をめざす医師として、泌尿生殖器系の疾患に対し、適切な診断、治療を行える知識、技量を習得する。 |
行動目標 |
- 日本泌尿器科学会の専門医研修カリキュラムを習得する。
- 泌尿生殖器の解剖をはじめとする泌尿器科学の基礎知識、内視鏡検査等の泌尿器科診断学を習得する。
- 前立腺癌、膀胱癌等の泌尿器科腫瘍、尿路結石症、尿路外傷、尿路性器感染症、前立腺肥大症、神経因性膀胱等の泌尿器科疾患を経験する。
- 尿路結石症、尿路感染症、精索捻転症、腎外傷、尿道損傷等の緊急性治療を必要とする疾患に対して、積極的に診断・治療に参加して、適切な診断、治療が行えるように経験を積む。
- 導尿法、尿道ブジ-、膀胱洗浄・腎盂洗浄、前立腺生検等の泌尿器科の基本的手技が、安全に行えるよう習熟する。
- 経皮的膀胱瘻造設術、経皮的腎瘻造設術が安全に行えるように習得する。
- 腎泌尿器外科手術を習得する。
- 1)
- 単独でも執刀医として実施可能にすべき手術:
包茎、除睾術、精管結紮術、陰嚢内手術(陰嚢水腫根治術、睾丸固定術等)、
膀胱高位切開術、前立腺皮膜下摘除術、TUR-BT、TUR-P、TUL、PNL等
- 2)
- 指導医の下で執刀医として実施可能にすべき手術:
根治的腎摘除、根治的腎尿管摘除、根治的膀胱摘除、回腸導管、
根治的前立腺摘除、体腔鏡下手術(副腎、腎、腎・尿管)等
- 日本泌尿器科学会、及び各学会会誌に症例報告や臨床研究の成果を発表する。各種研究会等に積極的に参加して、先進的な知識を身につける。
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