食べものことわざ選
 
   
  朝飯前  
  朝飯前には空腹で大きな仕事はできないので、簡単な仕事のたとえ。  
   
  塩梅(あんばい)  
  塩や酸味を加えて料理の味をよくすること。物事がいい具合になること。  
   
  秋なす嫁にくわすな  
  秋なすは、1年中で一番おいしいもの。だからそんなおいしいものを、憎らしいとされ  
  ていた嫁には食べさせるなというたとえ。
 
   
  一飯の徳も必ず報ゆ  
  たとえ一度でも、ご飯を食べさせてもらえば、その恩には報いなければならないこと。  
   
  鰯七度洗えば鯛の味  
  イワシも不必要な油を落とせば、タイにまさるとも劣らない味があるという意味。  
 
 
  朝茶はその日の難逃れ  
  朝、お茶を飲めば1日健やかに過ごせるという意味。  
   
  腹八分目に医者要らず
 
  食事は、過食を避け、腹八分でとどめておけば健康に過ごせるという意味。  
   
  山椒は小粒でもぴりりと辛い  
  小さな山椒の実ではあるがピリッと辛いことから、姿かたちの小さなものでも  
  能力が高く、あなどれないことのたとえ。  
   
  三里四方の野菜を食べろ  
  三里四方、つまり半径12km圏内で採れた野菜を食べていれば健康が保てるという  
  教え。  
   
  柿が赤くなると医者が青くなる  
  柿の収穫の季節には、それを食べて病気にならず、医者がいらなくなるという意味。  
  秋に柿が色づくころは気候がよくなり、病人が減るという意味にも使われている。  
 
 
   
   
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