当センターの理念

人工関節センター長 藤本 英作

人工関節センター長 藤本 英作

ごあいさつ

昭和30年に開設した中国労災病院は、当時としては珍しい整形外科のある病院として設立され、労災事故だけでなく、骨折などの外傷、変形性関節症などに代表される関節外科、脊髄損傷を含めた脊椎疾患等、様々な分野をカバーする整形外科として、半世紀を越えて地域医療に貢献するべく努力してまいりました。

この度、長年にわたる経験をもとに、高齢化に伴い増加傾向のある変形性関節症やリウマチ疾患のために破壊された『ひざ関節』・『股関節』を専門的に診断・治療する人工関節センターを開設しました。

本センターは、ひざ関節や股関節に痛みのある患者さんが、早期に日常生活に復帰して頂くことを目標としており、関節鏡治療、骨切りなどの治療、骨軟骨移植の治療等、患者さんのライフスタイルや家族背景にあった治療を話し合って選択します。

本センターが、皆様の生活に大きな支障をきたす関節疾患の諸症状の緩和、改善に少しでもお役に立てれば幸いです。