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医師卒後臨床研修について
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医師卒後臨床研修
について
●医師卒後臨床研修について

 平成15年度の厚生労働白書を見ますと、日本における疾病による死亡数では脳血管障害(脳卒中)による死亡は 第3番目に多く、また発症数でみると脳血管障害が最も多くなっています。脳血管障害は急患で受診することが 最も多く、予後を良くするためには初期治療がきわめて重要です。しかし、医師卒後臨床研修制度のカリキュラム の中に脳血管障害の治療に関するプログラムが抜けており、今後脳血管障害を適切に治療できる医師が育ち にくいのではないかと危惧されます。その点で日本の今後の医療を考える上で、現在の医師卒後臨床研修 カリキュラムはきわめて片手落ちなものになっていると考えられます。
 現行のカリキュラムでは脳血管障害に対する治療を研修するためには、後半期の選択科目で脳血管障害を 診療項目に入れている神経内科か脳神経外科を選択するしかありません。 中国労災病院の脳神経外科では従来から脳血管障害の治療に力を入れており、特に脳血管障害の外科治療に 関しては日本でも有数の施設となっています。特に手術中のモニタリング(体性感覚誘発電位の測定、 術中超音波エコーによる手術支援、脳内視鏡など)により手術合併症をできるだけ少なくするように つとめています。ちなみに脳動脈瘤の手術では、過去5年間で222例でクリッピング手術を行い、 手術による合併症は1 % 未満になっています。また頚部頸動脈狭窄に対する頸動脈内膜切除術は 過去5年間で75例行い、手術合併症は0 です。
 さらに、当脳神経外科では脳血管内科(脳卒中科)と共同で脳血管障害の治療にあたっており、 外科治療に偏らないようにしております。
 また、当脳神経外科では、脳腫瘍に対する治療成績も良好なものになっております。

●週間スケジュール


7:30 8:30 午後
病棟回診 外来 検査(脳血管撮影、超音波) カンファレンス



病棟回診 外来


手術
病棟回診 外来 検査(脳血管撮影、超音波)
読抄会

病棟回診 外来


手術
病棟回診 外来 検査(脳血管撮影、超音波、嚥下)

手術



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