脳卒中フォーラム-第２回講演会【総括】-

【総括】

香川　治子　　呉市保健所所長^＊

　３時間があっと言う間に過ぎたような中身の濃い内容のフォーラムでした。昨年、「脳卒中の予防から在宅医療までを一緒に考える会」として、島先生を始めとしてこのフォーラムを発足され、１年たってこんなに多くの方に参加していただき、私共も大変嬉しく思っております。
　呉市も６５才以上の人が２０％を超え、５人に１人は高齢者ということになります。こういった高齢化が進んでいる中で介護のことは大きな問題となっています。そんなおり、青山先生からは介護保険ができた経過としくみについて、山中先生からは暮らしの中の脳卒中予防、榎野先生からは脳卒中の１５％は心臓疾患から、言語療法士の杉原さんにはゼスチャーを交えながら手の不自由な方の描いた作品や夢ロードのことなど、４人の先生方にいいお話を聞かせていただき感謝しています。
　今、保健、医療、福祉、の連携が叫ばれています。医療は手当、福祉は手助け、保健は手入れで予防です。青山先生のお話の中に保健婦のことがでてきましたが、地域に保健婦がいますので何かありましたら声を掛けて下さい。最後になりましたが、次回には、ぜひお１人お仲間を連れられて参加していただてこのフォーラムを盛り上げ、呉市がいきいきとした健康福祉都市になる様祈念いたしまして、終わりの挨拶とさせていただきます。

（^＊講演当時の役職です）