トップページへ
あいさつ
トップページ第22回講演会>あいさつ


司会 ・ 豊田章宏
   脳卒中フォーラム実行委員会代表
   中国労災病院リハビリテーション科



 みなさん、こんにちは。昨日から急に寒くなりましたね。なんと今日の外気温は5℃前後です。ほぼ冷蔵庫の中に近いような状況でございますので、 お出かけを躊躇う方も多いことと思います。そんな中でお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。
 会場内は22℃くらいで暖房を設定しているのですけれども、外があまりに寒いので暑いと思われる方いらっしゃるかもしれません。 しかし、一旦切ってしまうとなかなか温度が上がりにくくなるので、上着などで調整をお願いしたいと思います。 また、会場内は飲食とかおタバコは許されておりませんので、あわせてよろしくお願いいたします。
 それでは、ただいまから第22回脳卒中フォーラムを始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
お配りした資料
今回、お配りした資料
(クリックすると拡大表示します)
 皆様のお手元には「脳卒中を予防するための十か条」というパンフレットがあると思います。 こうした脳卒中関連の講演会では、予防の話がほとんどですよね。 この「脳卒中を予防するための十か条」にも栄養の事とか、血圧の事とか、塩分だとか書かれています。 おそらく皆さんにとっては耳にタコができるくらい聞いている話だと思います。そして最後の第十条、「なったらすぐに病院に!」で終わりますよね。
 でも脳卒中には、いくら頑張って予防してもなることはあると思うのです。これはなりたくてなるわけじゃないけれど、病気というものはいつ誰に降りかかってくるかは分かりません。 なったときにどれだけ最大限の対処ができるのか。その後どんなふうに生活すればいいのか。そういったことを少しでも知っていただけたらいいかなと思って、 今日は、「もし脳卒中になったら、知っておきたいこと」というテーマでお話を聞いていただこうと思います。
 まず、脳卒中になったかなと思ったときには、最初に救急車を呼ぶところから始まると思います。それから病院に入院されたらどんな手続きがあって、 どんな治療があるのかっていうこと。それから脳卒中にはリハビリがつきものですけれども、リハビリってどんな風にやって、どんなふうに流れていくのか。 そしてお家に帰られてからの生活のこともありますよね。地域でどうしていくのかとか。そういったところまでは長いストーリーになるわけですけれども、 そのあたりは、知っているようで知られてないところも多いと思います。 実は我々も医療者として病院で仕事をしていているわけですけれども、 いつ患者さんになるか分かりません。そういうときに一番大事なことは、「いい患者さんになる」ことだと思います。 それは医療者の言う通りにしろということではありません。いろんなことをちゃんと理解して、 医療や介護の専門家たちと協働でより良い治療を一緒に受けるということが大事なんだと思います。 そういった知識の糧に今日のフォーラムがなればいいなと思って話を進めていきたいと思います。
講演当時のものです)
 
<- プログラムに戻る 1.救急車を呼ぶとき ->

Copyright(c) 2018 Stroke Forum All Rights reserved