医師臨床研修
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耳鼻咽喉科
研修プログラム
研修期間
自由選択科目として4週~32週
研修場所
耳鼻咽喉科外来、病棟、手術室
一般目標
急患として取り扱う機会の多い鼻出血、急性中耳炎、めまい、扁桃炎などの適切な初期対応及び、耳鼻咽喉科疾患において専門医に紹介すべきかどうか的確な判断ができるようになることを目標とする。
具体的目標
指導医と共に行動し、診療、検査、手術などを通じて耳鼻咽喉科疾患への理解を深める。
A.耳鼻咽喉科領域の解剖と機能の理解
B.基本的診察法と検査
- 耳鼻咽喉科の基本的診察法を習得する。
耳鏡検査、鼻鏡検査、口腔内の診察、頸部触診など - 耳鼻咽喉科検査を理解、経験する。
聴覚検査、平衡機能検査、鼻副鼻腔・喉頭ファイバースコピー、アレルギー検査(鼻汁好酸球検査など)、嗅覚・味覚機能検査、顔面神経機能検査、嚥下機能検査、CT、MRI、超音波検査など
c.治療手技
- 指導医の下に手術、処置の基本的手技を経験する。
鼻出血止血術、外耳道・鼻腔・咽頭異物摘出術、気管切開術、顔面外傷の処置、気切孔管理とカニューレ交換、嚥下訓練等のリハビリテーションなど - 手術の助手を務めることにより理解する。
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、鼓膜チューブ挿入術、鼓膜形成術、鼻副鼻腔手術、顔面骨骨折整復術、喉頭微細手術、頭頸部良性腫瘍手術、頭頸部悪性腫瘍手術など
D.診療記録
医療記録に必要事項を正確に記載できる能力を身につける。
方略
- 指導医と共に入院患者を担当する。周術期管理を行い、手術助手を務める。手術記録を作成し、執刀医が確認する。
- 指導医と共に外来診療を経験する。症状及び所見から必要な検査を依頼し、診断、治療することを研修する。
- 指導医と共に救急処置を行い、初期対応を習得する。
- 診療録を作成し、指導医が確認する。
評価
- 研修医は、研修期間を通じて評価・指導を受ける。
- 研修医は、研修修了時に指導医によりEPOC2にて評価を受ける。
- 研修医より、当該研修施設に対する評価は、EPOC2にて行う。
- 評価はEPOC2にて中国労災病院初期研修管理委員会に提出される。