医師臨床研修
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小児科
研修プログラム
研修期間
必修科目として4週間、自由選択科目として4週~32週
研修場所
小児科外来、小児科病棟、新生児未熟児室
一般目標
新生児、乳児期、幼児期、学童期、それぞれの時期に特徴的な小児の疾患特性を理解し、小児医療の基本を習得する。
具体的目標
- 問診:
- 患者本人からの病歴聴取は困難なため、保護者からの病歴聴取における注意点、特徴を理解
- 新生児:
- 正常新生児の生理、母体情報の収集
- 救急:
- 救急受診する小児疾患の代表的な疾患と対処
- ワクチン:
- 定期予防接種、任意予防接種、予防接種法の理解
- 健診:
- 各月齢における乳児健診でみるべき発達特製の理解
- 虐待:
- 児童虐待におけるプライマリ・ケアの知識習得
- 感染:
- 小児特有の感染症とその対策
- 循環器:
- 学校心臓病健診の二次精査、新生児における先天性心疾患の理解
- アレルギー:
- 食物アレルギー負荷試験、アナフィラキシーショックへの対処
- 呼吸器:
- 急性上気道感染、急性下気道感染の理解
- 消化器:
- 小児の急性胃腸炎の代表的原因の理解
方略
- 処置:
- 採血、点滴、新生児足底採血、新生児健診
- 健診:
- 新生児健診、1ヵ月健診
- 外来:
- 小児の理学所見のとり方
- 出生:
- 帝王切開の処置、NCPR
- 救急:
- 小児科救急当直(輪番当直)の診療
- 処置:
- 腸重積の非観血的整復
評価
研修終了時にケースレポートを作成、発表