災害に備えましょう
2021年09月01日
9月1日は防災の日です。近年、日本各地で地震、台風、集中豪雨などの災害が頻発しています。広島県でも2019年7月の西日本集中豪雨で多くの人命が失われ、ライフラインの寸断により長期間にわたり不便な生活が続き、今なお、被害前の状態に復旧していない地域も多くあります。また、本年(2021年)8月にも、集中豪雨により全国各地で土砂崩れなどの被害が頻発しました。
自身や大切な人の命と暮らしを守るために、平時から災害に対する備えをしておく必要があります。
そのために、
- ハザードマップ(土砂災害、地震、洪水など)の確認
- 家族、身近な人と避難場所、緊急連絡法などの確認
- 備蓄食料、飲料水の確保
- 持ち出し用防災グッズ(消毒剤、マスクなど感染対策品を含む)の準備
- 避難の際に、現在服用中の薬を持ち出せるように管理
- お薬手帳の常時携帯
などを平時のうちに準備してください。
また、台風が近づいている場合は、気象情報、テレビの防災情報などを頻繁チェックし、危険とされている地域にお住まいの場合は、安全な移動が確保できるうちに、「水平避難」で避難場所へ移動してください。被害を想定し、早め、早めの行動が肝要ですが、安全な移動が困難な状況になった場合は、2階以上の斜面や崖から離れた場所へ「垂直避難」してください。
台風、集中豪雨の他に、大地震、雷など、いつ発生するか予知できません。しかし、いつか必ず遭遇することを肝に銘じて日頃から備えるようにしましょう。