繰り返し使える『リフィル処方箋』って何？

リフィル処方箋とは

リフィル処方箋とは、症状が安定している方について、医師が長期処方を可能と判断した場合、医師及び薬剤師の適切な連携のもと、最大3回まで繰り返し使用できる処方箋です。

「リフィル可」欄に、レ点と使用可能回数が記載された処方箋が交付されます。（例：リフィル可 ☑ （2回））

リフィル処方箋を使用することにより、通院にかかる時間や再診料など費用の負担が軽減できるメリットがあります。

リフィル処方箋の使い方

＜1回目の使用＞

通常の処方箋と同様に、処方された日から4日以内に薬局で調剤してもらいます。

＜2回目以降の使用＞

リフィル処方箋に書かれた調剤予定日（前回の処方期間が終わる日）の前後7日以内に薬局で調剤してもらいます。

リフィル処方箋の注意点

リフィル処方箋の発行には医師の判断が必要となります。まずは、主治医にご相談ください。

投薬量に限度が定められている医薬品や湿布薬などは、リフィル処方箋では処方できません。
2回目以降は、医師の診察なしで薬を受けとるため、薬剤師による継続的な管理・指導が必要となります。そのため、同一の薬局で調剤してもらうことをお勧めします。
リフィル処方箋を紛失すると、自費での再発行や再受診が必要となる場合があります。
リフィル処方箋を利用していても、気になる症状や体調の変化がある場合は医療機関を受診しましょう。

◆ご自宅に薬が残っていませんか？

薬を毎日正しく服用することは簡単なことではありません。「うっかり飲み忘れ」や「数が多くて飲めない」、「錠剤が大きくて飲みにくい」など、様々な原因でお薬が余ってしまうことがあります。中には、薬を飲まなかったことで症状が改善せず、医師がさらに多くの薬を処方してしまい、薬が余ってしまうという悪循環になるケースもあります。保険薬局では、薬が余った理由をお聞きして、余ったお薬（残薬）の調整や正しく飲むための方法を考え、必要であれば薬の変更について医師に相談してくれます。ご自宅に薬は残っていませんか？お困りの方は、お気軽にご相談ください。