救急外科

外傷･腹部救急疾患に対し24時間体制で診療しています。 救急部医師を中心に脳外科、整形外科等、各科医師との連携の下、交通事故などの多発外傷にも対応します。ICU（集中治療室）での全身管理や、緊急手術、放射線科医による血管造影検査・治療等、幅広い治療の選択が可能です。

毎日、急患待機の医師と手術待機の医師を各1名配置し、24時間365日体制で、緊急手術に対応できるようにしています。2024年は緊急手術を198件施行しています。代表的な疾患として、急性胆嚢炎62件、急性虫垂炎38件、腸閉塞21件、ヘルニア嵌頓10件、大腸憩室関連10件でした。急性胆嚢炎、急性虫垂炎、腸閉塞、ヘルニア嵌頓などの緊急手術においても、基本的には鏡視下手術を施行し、術後疼痛の軽減、整容性への配慮、早期回復に努めています。

救急患者は、診察時間外でも救急外来で受け付けております。いつでもご連絡ください。

腹部救急疾患

1. 急性胆嚢炎
2. 急性虫垂炎
3. 腸閉塞汎発性腹膜炎（胃・十二指腸潰瘍穿孔、大腸憩室炎穿孔 等）
4. ヘルニア嵌頓
5. その他

胸部救急疾患

1. 気胸
2. 膿胸
3. その他

外傷

1. 胸部
   1. 血胸、気胸、肺挫傷
   2. 肺挫傷
2. 腹部
   1. 肝損傷
   2. 脾損傷
   3. 腸管破裂
   4. 腹腔内出血
   5. その他の腹部臓器損傷
3. 動物咬傷
   1. マムシ咬傷
   2. 猫・犬咬傷
   3. その他の動物咬傷

2024年緊急手術症例