外科
鼠径部ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア
鼡径部ヘルニア (鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア)
概要
一般的には‘脱腸’と呼ばれる、下腹部の太ももに近い部分が膨れる病気です。自然治癒することはないので、基本的には手術が必要です。
治療
腹腔鏡手術により腹腔内から治療する術式と、鼠径部を直接切開する術式がありますが、基本的には腹腔鏡手術を行っています。

閉鎖孔ヘルニア
骨盤にある閉鎖孔から腸管等が飛び出すヘルニアです。
臍ヘルニア
臍の部分が膨れるヘルニアです。
腹壁瘢痕ヘルニア
開腹手術をした部分が弱くなり、お腹が膨れてくる病気です。
ヘルニア嵌頓
腹腔内の臓器が脱出して嵌まり込み、腹腔内に戻らなくなる状態をヘルニア嵌頓と呼びます。腸管が嵌頓した場合は腸管が壊死することもあり、緊急手術が必要になります。
ヘルニアの治療
自然治癒することはないので、基本的には手術が必要です。腹腔鏡手術により腹腔内から治療する術式と、患部を直接切開する術式があります。

2022年 | 2023年 | 2024年 | |
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鼠径ヘルニア | 92(82) | 99(92) | 103(88) |
大腿ヘルニア | 10(7) | 4(3) | 8(7) |
閉鎖孔ヘルニア | 2(2) | 2(2) | 4(4) |
臍ヘルニア | 1 | 4 | 10 |
腹壁瘢痕ヘルニア | 9 | 10(1) | 7 |
白線ヘルニア | 0 | 1 | 1 |
合計 | 114(91) | 120(98) | 133(99) |
嵌頓緊急手術 | 10(5) | 8(5) | 12(11) |
ヘルニア診療外来日
月曜日から金曜日まで毎日
受付時間:午前8:15~11:00