中国労災病院市民公開講座を開催しました
6月22日(土)に広まちづくりセンターにおいて、当院主催の市民公開講座を開催いたしました。「健康科学」をテーマに、当院の藤原副院長のほか、広島大学の3名の講師からご講演をいただきました。
【院長挨拶】中国労災病院長 栗栖薫

【来賓挨拶】呉市長 新原芳明 様より御挨拶をいただきました。

【講演1:より良い眠りで脳・身体・こころを健康に ~いい眠りは福来る~】
広島大学大学院 人間社会科学研究科 田村 典久 准教授から、睡眠が身体と心の健康にとって大変重要であることをお話しいただきました。

【講演2:動かないのに寝たきりにならない冬眠動物の不思議 ~寝たきりゼロを目指して~】
広島大学大学院 医系科学研究科生理機能情報科学 宮﨑 充功 准教授から、冬眠動物の研究を通じて、人間の筋肉や身体機能の維持についてお話しいただきました。

【リハビリ体操】
中国労災病院 中央リハビリテーション部長 岩見 憲司により、参加者と一緒にリラックス体操を行いました。

【講演3:いつ食べるかを考える時間栄養学 ~健康で幸福な毎日を過ごすために~】
広島大学大学院 医系科学研究科公衆衛生学 田原 優 准教授から、健康につながる「食べるタイミング(時間栄養学)」についてお話しいただきました。

【講演4:妊娠時の食・生活習慣の時間栄養学的研究 ~子供のより良き未来のために~】
中国労災病院副院長・産婦人科部長 藤原 久也から、労災病院の研究として行っている時間栄養学に基づいた妊婦の食生活習慣に関する研究についてご紹介しました。

当日は、雨という悪天候ではありましたが、207人の方にご参加いただきました。お足元の悪い中、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
今後も当院では、病気の治療だけでなく、こうしたイベントなどを通じて、市民の皆様に健康に関する有益で正確な情報をお伝えしていくこととしております。是非ともご参加ください。
【講師集合写真】
