採⽤情報 / 医師臨床研修 / 初期臨床研修ローテーション
呉医療センター
リウマチ・膠原病科
主な研修内容
協力病院(呉医療センター)にて、関節リウマチの診療及び膠原病、血管炎など自己免疫性疾患を経験する。
研修プログラム
研修期間
自由選択科目として4週~32週
研修場所
呉医療センター
一般目標
リウマチ・膠原病疾患の知識を深めて、病歴聴取、身体診察、臨床検査、画像検査から、鑑別疾患を挙げて、臓器障害と重症度を評価して、治療計画を立案することができる。上級医へプレゼンテーションして、決定された治療計画について、患者家族の心理社会的背景を理解しながら説明することができる。
具体的目標
- 病歴聴取、身体診察、臨床検査、画像検査から、鑑別疾患を挙げることができる。
- 診断が確定すれば、臓器障害と重症度を評価して、治療計画を立案する事ができる。
- 治療薬(ステロイド剤、免疫抑制剤、生物学的製剤など)の適切な使い方を知る。
- 上級医へのプレゼンテーション能力をトレーニングする。
- リウマチ・膠原病疾患について病態・治療を理解し、患者の心理社会的背景を考慮した診療を行うことができる。
方略
- 入院患者の担当医となり、病歴聴取、身体診察を行う。Problem Listと鑑別疾患を挙げて、上級医へ報告する。(OJT、実習)
- 診断に必要な臨床検査、画像検査をオーダーし、その結果を上級医と共有する。診断が確定した後、疾患について学び、治療方針を上級医と共有する(OJT、実習)
- 外来の初診患者について、病歴聴取、身体診察を行う。Problem Listと鑑別疾患を挙げて、上級医へ報告する(OJT、OSCE)
- カンファレンスにおいて症例提示を行う(OJT、実習)
- 基本的手技としての、関節エコー、関節穿刺を施行する(OJT、実習)
- 最終週にレポートを作成して、症例発表を行う(OJT、実習)
- 適切な症例については、呉クリニカルフォーラム、学会発表を行う。
評価
- EPOC2を活用し、症候や症例、手技については経験する都度上級医から評価を得る。
- 最終週に学んだことをリウマチ・膠原病科スタッフと振り返る。
- メディカルスタッフから形成的評価を得る。