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【コラム】誤嚥性肺炎を予防しよう!~看護部~
2018.03.01
私たちは水分や食べ物を口に入れて「ゴックン」と飲み込むと、飲み込んだ水分や食べ物は食道を通り胃に送り込まれます。「嚥下(えんげ)」とは「ゴックン」と飲み込むことです。
「誤嚥(ごえん)」とは水分や食べ物、唾液等が誤って気管内に入ることです。「誤嚥性肺炎」とは誤って気管内に入った水分や食べ物、唾液等が気管から肺に入り、肺で炎症を起こすことです。炎症が起きると身体がだるくなったり、熱が出たりします。
そのため、誤嚥性肺炎を予防することが大切です。
日頃から気をつけて頂きたい予防策をお知らせします。
- 1日3~4回の歯磨きをしましょう。
特に寝る前の歯磨きは重要です。寝ている間に口の中の汚れた唾液が肺に入ってしまい誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。
- 食事はよく噛んでゆっくり食べましょう。
早食いは誤嚥の危険性が高いと言われています。
- 食後すぐに横にならないようにしましょう。
食後すぐに横になると飲食物が逆流し、誤嚥する可能性があります。
◎食事中むせる、微熱が続く、痰が増える、食後ガラガラ声になるなどの症状があれば早目に病院の受診をしてください。