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【コラム】マイナ保険証について~事務局~

2022.12.02

2021年10月から運用が始まっているマイナ保険証についてのお話です。

マイナ保険証とは、マイナンバーカードを「健康保険証」として利用できるようにするもので、現段階ではマイナンバーカードを保険証利用できる医療機関がまだ少ないですが、当院は既に対応済みです。

マイナ保険証の確認には、顔認証付きカードリーダーが必要で、医事課受付・計算窓口に2台・入院受付に1台・救急受付に1台配置しています。

 

⇒これです(ちなみにパナソニック製)

患者さんはマイナンバーカードを持ち歩くことになるのですが、紛失した時の「個人情報の漏洩リスク」があり、健康保険証以外の個人情報も備わっていることから、より管理を徹底する必要があります。

2022年10月より「マイナ保険証」を利用した初診患者さんは利用しない患者さんより2点(患者負担3割で6円)」割安になるように制度が変わりましたが、他のメリットとして、健康保険証は「企業や市町村単位」で発行されているため、転職・引越しなどの度に再発行する必要がありましたが、マイナ保険証に切り替えることで、こういった手続きの手間がなくなり継続して使えます。また、特定健診情報や診療・薬剤情報もマイナ保険証確認時に同意すれば病院側で確認可能となり、初めて診察を受ける病院だとしても適切な医療を受けやすくなります。一番身近なメリットは、マイナポイントGetかもしれません(^^♪

国は2023年4月からマイナ保険証の利用に向けてシステム導入を医療機関に義務化する方針、つまり、将来的に「健康保険証を原則廃止してマイナンバーカードに統一していく」という方針が示されています。

マイナ保険証の導入により、「健康診断の結果」や「医療機関で処方された薬の記録」がマイナポータルと連携することで記録が残り、益々適切な医療を受けやすくなることが期待されます。

最新情報について、デジタル庁・総務省・厚生労働省にはマイナポータル公式サイトがございます。また、厚生労働省のマイナ保険証解説ページも是非ご確認ください!

 

(事務局)

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