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【コラム】密着型歩行支援ロボット「RE-Gait」を導入しました!~中央リハビリテーション部~
2022.01.06
発病後早期からより良い歩容(歩き方)で歩行練習を行い、そして患者さんに早期より「歩ける」喜びを実感して頂くために、令和3年12月に密着型歩行支援ロボット「RE‐Gait」を1セット導入しました。実際に使用した患者さんから「歩けるっていいね・・・」とのお声をさっそく頂いています。
「RE‐Gait」は、広島大学と早稲田大学で共同研究開発された歩行支援ロボットです。主に歩行障害のある脳卒中患者さんのリハビリを行う際に、足関節の運動を助けて正常歩行にいち早く近づけるようにするものです。このロボットのため軽量でリハビリ室に限らず、屋内外や階段でも利用できます。また、左右それぞれサイズは2種類ありますので、多くの患者さんに使用可能です。
急性期病院での導入は当院が最初ですが、すでに県内数か所の病院で導入されています。退院時や転院時に患者さんやご家族の方のご希望があれば、ご紹介は可能です。
広島大学を中心に行われている研究・研修にも参加し、患者さん一人一人にあわせた歩行パターン(歩行のくせ)を歩行ロボットに記憶させ、「歩ける!」感動を感じていただけるよう、日々安全にリハビリを進めていくことを目指しています。