アイソトープを静脈から注入し目的の臓器に集まったアイソトープの量を計測し画像に変換して診断を行う検査のことを「RI検査(ラジオアイソトープ検査)」と言います。

検査に使用するアイソトープは液体状であることから、当然RI検査を行う検査室には窓もなく管理区域のマークがドアに付けられています。

                 廃棄保管庫（管理区域のマーク）　　　　　 エリアモニター

また、検査で使用した注射器及び針等も放射性物質が触れるので、「放射性汚染ゴミ」として廃棄されます。当院では放射線に汚染されたゴミは一時的にRI検査室にある保管庫で保管し、放射性物質が減衰した後に処分しています。

RI検査を実施に携わる術者（医師・看護師・診療放射線技師等）の安全性を図るために検査室の空気中の放射線量をリアルタイムで計測し表示ができる「エリアモニター」を装備していますので術者にも一目でわかる様になっています。

また、上記で述べたように、RI検査で使用される検査薬品(アイソトープ)は液体状であり放射性物質は目に見えなく、臭わなく、触れても痛み等を感じることがないことから、スタッフは慎重にそして安全に取り扱うことで、患者さんに安心して検査をうけてもらえるようにしています。

放射線科/中央放射線部