働き盛りの皆様、ご自身のお仕事がうまく行くためにも、大切なご家族の生活を守るためにも、健康であることが一番大切ですよね。そのためにちゃんと健康診断を受けていらっしゃいますか？「まだ若いから」と言って受けない方が多いのですが、若いからこそ生活習慣を見直す良いきっかけになりますし、もしもの時も早期発見なら治療効果も期待できます。

しかし、どれだけ注意していても、残念ながらがんや脳卒中を患ってしまうことがあります。その場合はすぐにお仕事を辞めないでください。奥ゆかしい人ほど「会社や同僚に迷惑を掛けたくないから」と自ら退職される方が多いのですが、よく考えてみてください。治療中も生活費や治療費が必要ですし、一旦離職して新たな職を見つけるのは大変なことです。

「じゃあ、どうすればいいの？」という患者さんは多いと思います。今年２月に厚生労働省は、病気になっても働き続けたい人々のために、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表しました。中国労災病院でも、仕事をしている方が「がん」または「脳卒中」と診断された場合には相談窓口が開かれていますのでご利用ください。

詳しくは、治療就労両立支援センター　まで。